第21期生卒業制作展『魅せる〜gokan〜』のメンバーインタビューを紹介します。
今回ははんちょーさんです!ではいってみましょー!
Q1. カメラ 、レンズは何を使っていますか?
3年前、カメラを始めるときに購入したオリンパスのミラーレス一眼カメラOMD EM-10 MarkⅡをずっと使用しています。エントリー機に位置付けられていますが、必要十分な機能を備えています。夜に撮影する機会が多く、高感度での撮影が得意なフルサイズ機も欲しくなりますが、水辺や雑木林など過酷な環境下でも気にせず使えるのがメリットと考えています。一方、普段のレンズは24-400mm(35mm換算)のズームレンズを使用しています。明るい単焦点レンズを使用することも多く、天の川の撮影では24mm(35mm換算)1本で撮影しています。
Q2. 構図を決める時のこだわりはありますか?
シンプルな構図が好きなので、なるべく余計なものが入り込まないよう気を付けています。例えば、ゲンジボタルの撮影では生息する水辺には看板やコンクリートの杭など人工物も多く見られます。ホタルの光跡に目を向けて欲しいので、そうした人工物が入らないように、またホタルの生息地を荒らさないよう気を付けながら構図を決めています。
Q3. シャッターを切りたいと思う瞬間はどんな時ですか?
夜空を彩る星の輝き、雑木林に煌めくホタルの光など、失われつつある自然の美しさを感じたときに、その光景を撮影します。
Q4. 撮影スポットはどうやって探していますか?
撮影場所を紹介したホームページやインスタグラムを参考にします。ただ、そうした撮影場所では人も多く集まるので、自由に構図を決めることができないこともあります。そのため、Googleマップを参考にして、自分だけの秘密のスポットを見つけるようにしています。以前、中国地方に天の川を撮影に行ったとき、道に迷って偶然通りかかった場所で、水田に星がリフレクションしている光景を見ることができました。ぜひ皆様も、誰も知らない秘密の撮影スポットを探してみませんか。
Q5. おすすめや好きな撮影スポットを教えてください
近所の小川の桜並木です!地元の方々が春に散歩しながら歩く桜並木、どこでもそんな光景を見ることはできると思います。ただ、わたしの近所では、ふつうに散歩していると気付きませんが、小川に入って桜を見ると、緩やかな流れにリフレクションする姿を見ることができます。遠くの絶景を求めがちですが、近所でも見られる絶景を大切にしたいですね。
Q6. 今後撮ってみたい場所、場面など教えてください
夜の海を青く染める夜光虫と天の川のコラボレーションですね。夜光虫は赤潮の原因になるプランクトンで、発生時期や場所が限られています。また、天の川も光害が少ない地域で、月明かりや雲のない夜にしか満足に撮影できません。これらの条件を満たす夜は年に数回あるかないか...そうした限られた条件でした見られない光景を、今後も追い求めたいですね。
はんちょーさんのお気に入りの一枚をご紹介⇩
Q7. この写真の場所や時期、こだわったポイントは?
花筏が流れる様子を撮りたかったので、花びらが散るぐらい風の強い日に撮りました。
Q8. この写真を撮る時にどのような設定で撮るのですか?
花筏はスローシャッターで撮ります。NDフィルターを用いて日中でもシャッター速度を遅くします。
Q9. 編集ソフトやアプリは何を使っていますか?
PhotoshopやLightroomで編集します。
Q10. 作品に仕上げる際に気をつけていることは?
夜の撮影では高感度で撮影することがほとんどなので、高感度撮影時に発生するノイズ処理に時間をかけています。また、天の川をレタッチする際には、不自然にならないよう注意しています。
Q11. 写真を撮ったあとの楽しみ方を教えてください
SNSに投稿することもありますが、友人に見せることが多いです。気に入った写真はスマホの待受画面にもしてもらっているようで、自分の撮った写真を喜んでもらえて嬉しいです。
お気に入りの二枚目を紹介⇩
Q12. この写真を編集する時にこだわったポイントは?
夜景の写真を編集する時には、暗くなりすぎていないか、逆に明るくて白トビしているところはないか注意しながらレタッチしています。
Q13. いつからカメラをはじめたか、きっかけは?
3年ほど前に、仲の良かった友達の影響で始めました。
Q14. amuに入ってよかったこと
写真好きな人たちと友達になれたことです。また、夜景や星空など撮影の楽しさを教えてくれる友達に出会えたことです。
Q15. 今後の目標はありますか?
天体写真の世界に足を踏み入れてみたいですね。高価な機材も必要で、すぐには始められませんが、いつか星雲の輝きを撮ってみたいものです。
Comments